

Difyとは?
ノーコードでAIアプリが作れる
AIワークフロー
プラットフォーム
Dify(ディフィ)は、プログラミング不要でAIチャットボットやワークフローを構築できるオープンソースプラットフォームです。2023年にLangGenius社がリリースし、GitHub Stars 60,000超の急成長プロジェクト。Fortune 500企業をはじめ世界中で採用されています。
- OSS
- 無料で利用可能
- 30+
- LLMモデル対応
- RAG
- 自社データ活用
- ノーコード
- ドラッグ&ドロップ
生成AIアプリ開発を、誰でも、すぐに
従来、AIアプリケーションの開発にはPythonやLangChainなどの専門知識が必要でした。Difyはこのハードルを劇的に下げ、ビジネスサイドの担当者でもAIアプリを構築・運用できる環境を提供します。
GUIでワークフローを組み立て、RAGで自社ナレッジを統合し、Slack・LINE・社内システムと接続。プロトタイプから本番運用まで、一つのプラットフォームで完結します。

- 提供元
- LangGenius Inc.
- 初版公開
- 2023年5月
- ライセンス
- Apache 2.0
- GitHub Stars
- 60,000+
Dify が選ばれる4つの理由
ノーコード・ローコード
プログラミング不要。ドラッグ&ドロップで直感的にAIアプリを構築できます。
OSSだから無料で始められる
オープンソースでライセンス費用ゼロ。コミュニティの活発な開発で進化も速い。
大企業で採用実績多数
Fortune 500企業をはじめ世界中の大手企業が採用。実績と信頼性のある基盤。
チームで共同管理
バージョン管理、権限設定、コラボレーション機能で組織的な運用を実現。
Dify が向いている会社・向いていない会社
Dify は万能ではありません。向いている条件を先に押さえると、導入判断の精度が上がります。
Dify が向いているケース
- AIチャットやワークフローを、まず早く形にしたい
- RAG や外部連携を含む業務アプリを GUI で構築したい
- PoC から本番運用まで同じ基盤で育てたい
- 非エンジニアも触れる運用画面が欲しい
向いていないケース
- 単に ChatGPT を社内で使えれば十分
- 完全にゼロ運用で使いたい
- 複雑な独自 UI を前提にフルスクラッチ開発したい
- AI導入前に業務要件が全く整理されていない
Difyの3大要素
Difyはこの3つの機能を組み合わせて、あらゆるAIアプリケーションを実現します

LLMモデル対応
OpenAI、Claude、Gemini、Llamaなど30以上のモデルに対応。シーンに応じて最適なモデルを選択できます。
RAG機能
自社のドキュメントやデータを活用した高精度な検索・回答システム。PDF、Web、データベースなど複数形式に対応。
ツール・統合
Slack、LINE、Google Workspaceなど既存システムとシームレスに連携。API、プラグイン、MCPで自由に拡張可能。
Dify と他の選択肢の違い
「ChatGPT をそのまま使えばいいのか」「最初からフルスクラッチで作るべきか」を判断しやすいように、立ち位置を整理しています。
| 比較項目 | Dify | LLM 単体利用 | フルスクラッチ開発 |
|---|---|---|---|
| 何を作るか | AIチャット、RAG、ワークフロー、社内向け業務アプリ | 単発の対話・文章生成・壁打ち | 自由度の高い独自アプリや複雑な UX |
| 立ち上がり速度 | かなり速い。PoC まで短期間で進めやすい | 最速。ただし業務組み込みは弱い | 遅め。設計と実装が必要 |
| 運用のしやすさ | GUI で管理しやすく、運用チームに引き渡しやすい | 個人利用はしやすいが、業務設計は別途必要 | 自由だが保守負荷は高くなりやすい |
| 向いている段階 | PoC から本番導入まで | 試用・情報収集・個人活用 | 要件が固まり、独自性が重要な段階 |
Difyでできること
大きく分けると、対話型の「AIチャットボット」と処理自動化の「AIワークフロー」の2タイプです
Type 01
AIチャットボット
ユーザーの質問に対して、RAG や業務ルールを使いながらその場で回答するタイプです。
Type 02
AIワークフロー
入力から判定、生成、通知、外部連携までをつないで、業務プロセス全体を自動化するタイプです。
ワークフロー例
代表的なユースケースを4つに絞って掲載しています
競合サイトの製品調査
Input
URL一覧
Output
競合比較レポート
社内ヘルプデスクBot
Input
社員からの質問
Output
自動回答
契約書のナレッジ検索
Input
契約書
Output
該当条文・回答
週次営業レポート配信
Input
売上データ
Output
要約レポート
部門別ユースケース
あらゆる部門でDifyを活用できます
営業
- ●顧客データ整理・分析
- ●提案書の自動生成
- ●競合製品の調査レポート
人事・採用
- ●求人原稿の自動作成
- ●応募者スクリーニング
- ●社内FAQ対応Bot
カスタマーサポート
- ●24時間チャットBot
- ●問い合わせ分類・振り分け
- ●ナレッジベース検索
法務・コンプライアンス
- ●契約書のAIレビュー
- ●条文検索・条件抽出
- ●規制文書の要約
マーケティング
- ●ブログ記事の自動生成
- ●SNS投稿ドラフト
- ●市場リサーチ自動化
情報システム
- ●社内AIアプリの構築
- ●データ連携ワークフロー
- ●レポート自動配信
Difyの提供形態
Difyは、大きく「クラウド版(SaaS)」と「セルフホスト版(OSS)」の2種類で提供されています。用途や規模に応じて選択できます。
| 比較項目 | Cloudクラウド版(SaaS) | Self-hostedセルフホスト版(OSS) |
|---|---|---|
| 費用 | Sandbox 無料 / Professional $59 / Team $159 | コミュニティ版 ソフトウェア自体は無料。インフラ費・運用工数は別途必要 エンタープライズ版 要問い合わせ。商用サポートや追加機能を含む構成 |
| 提供形態 | Dify Cloud をそのまま利用 | コミュニティ版 OSS を自社クラウド / オンプレにセルフホスト エンタープライズ版 セルフホスト前提。商用契約ベースで導入 |
| 向いているケース | まず試したい、小規模チームで早く始めたい場合 | コミュニティ版 自社管理したい、まず OSS ベースで始めたい場合 エンタープライズ版 大企業導入、SSO やブランド統制、商用サポートが必要な場合 |
| 運用主体 | Dify 側がクラウド運用・アップデートを管理 | コミュニティ版 自社または支援パートナーがインフラと保守運用を担当 エンタープライズ版 Dify とパートナー支援を前提に、本番運用体制まで含めて設計 |
クラウド版の価格は Dify 公式 pricing をもとに整理し、セルフホスト版はコミュニティ版とエンタープライズ版の違いが分かるようにまとめています。
Dify を始める前に決めること
技術選定より前に、導入の切り方を整理したほうが成功確率は上がります。最初の検討で詰まりやすいポイントを先にまとめています。
最初に決めること
- 誰のどの業務を改善するか
- 成功条件を何で測るか
- Cloud か OSS か
最初に作るとよいもの
- 社内 FAQ Bot
- 文書検索
- 問い合わせ一次対応
- 定型レポート生成
最初に詰まりやすい点
- ユースケースが広すぎる
- 評価方法が曖昧
- 運用担当が決まっていない
Difyを学ぶ記事
基礎理解から実践、導入判断までつながるように、Dify の関連コンテンツを学習導線としてまとめています
よくある質問
DifyとChatGPTの違いは何ですか?+
ChatGPTは対話型のAIサービスです。Difyは、ChatGPTなどのLLMを組み込んで、自社専用のAIアプリやワークフローを構築するためのプラットフォームです。自社データの活用、外部システム連携、権限管理など、業務利用に必要な機能を備えています。
データのセキュリティは大丈夫ですか?+
セルフホスト構成では、Dify本体や関連データを自社クラウド環境で管理できます。ただし、外部のLLM APIを利用する場合は、入力データがその提供先へ送信されます。学習利用の有無は接続先モデル事業者の契約・設定に依存します。SSO、IP制限、監査ログなども、構成に応じて実装できます。
プログラミングの知識は必要ですか?+
基本的なアプリ構築はノーコードで可能です。ドラッグ&ドロップのGUIで直感的に操作できます。より高度なカスタマイズにはAPIやコード実行の知識があると便利です。
どのLLMモデルが使えますか?+
OpenAI(GPT-4o)、Anthropic(Claude)、Google(Gemini)、Meta(Llama)など30以上のモデルに対応。用途に応じてモデルを切り替えることができます。
無料で使えますか?+
はい。OSS版は無料で利用できます。クラウド版(SaaS)にも無料プランがあり、小規模な検証から始められます。Enterprise版は有償ライセンスとなります。
オンプレミス環境にも導入できますか?+
はい。OSS版はDocker環境があればオンプレミスでも構築可能です。GCP・AWS・Azureなどのクラウド環境にも対応しています。
OSS 版の課題は、Elcamy が全面サポート
Dify の OSS 版は自由度が高く、エンタープライズ要件に対応できますが、セキュリティ設定、インフラ構築、運用保守は組織側の負担になります。
Elcamy なら、これらをすべてカバーします:
- ✓ エンタープライズグレードのセキュリティ設計(SSO、IP 制限、監査ログ)
- ✓ 自社クラウド環境への本番構築・運用
- ✓ バージョンアップ・保守・トラブルシューティング
- ✓ ワークフロー開発・カスタマイズ支援
「Dify を導入したいが、セキュリティや運用が不安…」そんな企業こそ、Elcamy の出番です。



